私は大学卒業後、3年間の経営コンサルタントとしての活動を経て、介護の現場に飛び込み、老人ホームの住み込みでの介護経験の後、大手介護事業者でのマネジメントに携わってまいりました。その後、介護・障害福祉事業者による法人種別・サービス種別の垣根を超えた横断的組織の結成に向けて約5年間の準備期間を経て、2018年6月に一般社団法人全国介護事業者連盟設立に参画し、現在、理事長を務めています。

私は、この日本が大好きです。日本で生まれ、厳しくも温かい両親のもとで育てられ、地域社会の一員として成長していく過程において、日本の素晴らしさを実感してまいりました。万世一系のもと、勤勉かつ道徳心の強い国民性を有し、戦後の高度経済成長を経て、国際社会の中で確かな地位を確立した日本に生まれたことを誇らしく思っています。

しかしながら、近年、この愛すべき日本に大きな転機・危機が訪れようとしています。近代日本は、明治維新と大東亜戦争による2度の大きな転換点を迎えましたが、その時に勝るとも劣らない大きな変革の波が「少子高齢化に伴う人口構造の激変」によって訪れようとしています。2040年代には、40%弱の高齢化率とともに生産年齢人口の急減により、社会保障費が膨らみつづけるとともに、GDPは減少傾向になるといわれています。これまでの「経済大国」「アジアのリーダー」の基盤そのものを揺るがすことに繋がりかねない事態に備え、私は、この日本の良き文化・伝統を守り抜き、併せて時代と環境変化に即応した革新を成し遂げ、日本がこれまで同様、あるいはそれ以上の確固たる立場を確立できるべく、政治家として活動していきたいと思うに至りました。

同時に、私のライフワークである介護・福祉の分野における全世代型の社会保障制度の確立により、世界に誇れる日本の介護・福祉の実現に向け、全力を尽くす覚悟です。

どうか皆様のご理解と、絶大なるご声援を心よりお願い申し上げます。

令和7年3月8日

斉藤 まさゆき